「まだ早い」と思っていませんか?初めての遠近両用メガネを快適にスタートする秘訣
視生活を明るく快適に!メガネのイザワです。
最近、スマートフォンを見るときに少し腕を伸ばして遠ざけたり、夕方になると薄暗い場所で細かい文字が見づらくなったりしたことはありませんか?「もしかして老眼かも……でも、遠近両用メガネはまだ早いかな」と、我慢してはいませんか?
実は、遠近両用メガネは手遅れになる前、つまり「少し見づらさを感じ始めた初期の頃」から使い始めるのが、一番スムーズに慣れるコツなのです。今回は、国家検定眼鏡作製技能士1級の視点から、初めての遠近両用メガネを快適に使いこなすヒントをお伝えします。
「見える」けれど「疲れる」のはなぜ?
「遠くはしっかり見えているから大丈夫」「気合いを入れれば近くの文字も読める」——そう思って無理を続けてはいませんか?
私たちの眼の中には、カメラのレンズのようにピントを合わせるための小さな筋肉があります。年齢とともにこの筋肉の柔軟性が変化し、近くにピントを合わせるのにより大きな力が必要になってきます。つまり、「見えない」のではなく、「見るために眼ががんばりすぎている」状態なのです。
「見える」と「楽に見える」はまったく別のこと。その差が、夕方の疲れや肩こり、不快感の差になって現れます。この眼のピント合わせの力をやさしくアシストし、「楽に見える」状態を作るのが遠近両用レンズの大きな役割です。
遠近両用レンズは早く使い始めるほど「慣れやすい」
「遠近両用って揺れや歪みがあって慣れにくいのでは?」と心配される方も多いかもしれません。
確かに、遠近両用レンズは1枚のレンズの中に「遠くを見る度数」から「手元を見る度数」までが滑らかに配置されているため、レンズの端の方に多少の見え方のクセ(歪み)が生じる仕組みになっています。
しかし、度数の変化(遠くと近くのギャップ)が小さい初期段階から使い始めると、その歪みもごくわずかで済みます。脳や眼が新しい見え方にスムーズに適応できるため、「いつの間にか普通に使えていた!」と感じる方がとても多いのです。
無理を重ねて無理が利かなくなってから遠近両用を作ると、度数の差が大きくなり、慣れるまでに少し時間がかかってしまうことがあります。「ちょっと見づらいな」と思ったときこそ、遠近両用デビューの絶好のタイミングです。
あなたのライフスタイルに合わせたレンズ選び
「遠近両用」と一言で言っても、実は見え方のバリエーションが豊富にあることをご存知でしょうか?
- 標準的な遠近両用タイプ:お出かけや運転から、ちょっとしたスマホ操作まで1本で幅広くカバーしたい方に。
- 室内重視タイプ(中近レンズ):パソコン作業やお料理、お掃除など、おうち時間やオフィスでの過ごしやすさを最優先したい方に。
- 手元重視タイプ(近近レンズ):デスクワークや読書、手芸など、手元を広く快適に見たい方に。
最後にお使いになったメガネの度数はいつ頃チェックされましたか?お一人おひとりの日常の過ごし方や、「何を一番楽に見たいか」によって、最適なレンズの種類や設計は大きく変わります。
まとめ:まずは「楽な見え方」を体感してみませんか?
「自分にはどんなレンズが合っているんだろう?」「本当に遠近両用が必要なのかな?」と迷われたら、まずは一度お気軽にご相談ください。
メガネのイザワでは、丁寧な見え方の確認とお話を通し、テストレンズを使って実際に遠くや手元がどのように見えるか、どれくらい眼が楽になるかを体験していただくことができます。「もっと早く試せばよかった!」と笑顔になっていただけるよう、プロの技術でしっかりサポートいたします。
現在お使いのメガネのお悩みなども、遠慮なくメガネのイザワのスタッフにお声がけください。皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。
※本記事は一般的な情報提供を目的としております。眼の症状でお悩みの方は眼科医にご相談ください。

