補聴器とメガネをダブルで使うと耳が痛い?併用を快適にする秘訣とフレーム選び
いつもメガネのイザワをご利用いただき、誠にありがとうございます。
最近、ご来店されるお客様から「補聴器をつけ始めたら、メガネのつる(テンプル)とぶつかって耳の後ろが痛くなる…」「メガネを外すときに、補聴器まで一緒に引っ張られて落ちそうになる」といったご相談をいただくことが増えてきました。
快適な聞こえと清々しい視界。そのどちらも日々の暮らしを豊かで安全にするために、とても大切なものです。しかし、耳の後ろというほんのわずかなスペースに2つの器具が重なると、どうしても負担がかかりやすくなってしまいます。
「補聴器とメガネを両方使うのだから、多少の痛みや違和感は仕方がない…」と、諦めて我慢したまま過ごしていませんか?
なぜ耳の後ろが痛くなるの?併用時に起こる原因
耳の後ろの皮膚はとても薄く、デリケートな場所です。耳かけ型の補聴器をお使いの場合、メガネのつる(テンプル)と同じスペースを分け合うことになります。
痛みの主な原因は、ふたつの器具が重なり合うことで生じる「局所的な圧迫」と「摩擦」です。メガネのつるが補聴器を外側に押し出したり、逆に補聴器がメガネを圧迫して耳の付け根に強く当たったりすることで、時間が経つにつれてじわじわと痛みが生まれてしまいます。
「見える」ことと「聞こえる」こと。その両方が整っていても、耳が痛くて集中できなかったり、掛け外しのたびにストレスを感じてしまっては、せっかくの快適な生活が半減してしまいますよね。
補聴器とメガネの併用を快適にする3つの工夫
1. つる(テンプル)が「細く」「薄い」フレームを選ぶ
耳の後ろのスペースを確保するためには、フレーム選びがとても重要です。プラスチック製の太めなフレームよりも、チタン製などの「細く、しなやかな金属フレーム」を選ぶことで、補聴器との干渉を最小限に抑えられます。最近では、耳にあたる部分が極限まで薄くデザインされたメガネも増えています。
2. 補聴器と干渉しない「角度」と「曲げ位置」のフィッティング調整
メガネのつるは、耳のカーブに沿ってぴったり合わせるのが基本ですが、補聴器と併用する場合は「あえて少し位置をずらして曲げる」「補聴器のチューブを避けるようにカーブをつける」といった特別な調整(フィッティング)が効果的です。ほんの1ミリ、曲げる位置や角度を変えるだけで、耳へのあたりは驚くほど軽くなります。
3. 掛け外しの順番と動作のコツを覚える
「つけるときはメガネが先か、補聴器が先か?」というご質問もよくいただきます。基本的には「補聴器を先につけてから、メガネを後から重ねる」ほうが、メガネのつるで補聴器を挟み込まずに安定しやすくなります。外す際も、メガネをまっすぐ前に引き抜くように外すと、補聴器の引っかかりを防ぐことができます。
「見えやすさ」と「聞きやすさ」の両立はプロにおまかせください
メガネのイザワには、国家検定資格である「眼鏡作製技能士1級」のスタッフが在籍しております。お客様がお使いの補聴器の形や耳の形、お顔の骨格を丁寧にお調べし、無理のない最適なフレームのご提案と、細やかな手作業によるフィッティング調整を行っております。
「快適に使える状態」と「ガマンしながら使っている状態」。その差は、実はほんのわずかなフレーム選びや、職人の手によるミリ単位の微調整から生まれます。
「補聴器を変えたらメガネが掛けづらくなった」「最近耳の後ろが重だるい」など、どんな些細なことでも遠慮なくメガネのイザワのスタッフにお声がけください。皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。
※本記事は一般的な情報提供を目的としております。眼の症状でお悩みの方は眼科医にご相談ください。

