お風呂やサウナにメガネは厳禁?その理由とお手入れのコツ

お風呂やサウナにメガネは厳禁?その理由とお手入れのコツ

視生活を明るく快適に!メガネのイザワです。

「お風呂に入るとき、足元が見えないと不安だから…」「サウナの中でテレビを見たいから…」と、メガネをかけたまま入浴された経験はありませんか?また、メガネが汚れたときに「お湯で洗うと綺麗になりそう!」と熱いお湯で洗ってしまったことはありませんでしょうか。

実は、お風呂やサウナにメガネを持ち込むことは、メガネにとって大きなダメージを与えてしまう原因になります。今回は、なぜお風呂やサウナでメガネを使ってはいけないのか、その理由と正しく長持ちさせるためのお手入れ方法をご紹介します。

お風呂やサウナでメガネを使ってはいけない理由

メガネが熱や水分に弱い最大の理由は、「レンズの構造」「素材の性質」にあります。主な理由は大きく分けて2つあります。

1. 熱によってレンズの表面が割れてしまう(クラック現象)

現在のメガネレンズの多くは、軽くて割れにくいプラスチック製です。このレンズの表面には、反射を抑えたり傷を防いだりするための「透明な膜(コーティング)」が何層も施されています。

プラスチックのレンズ本体は熱を受けるとほんの少し大きくなり(膨張し)ますが、表面のコーティング膜は熱を受けても広がりません。そのため、お湯の熱やサウナの熱気が加わると、膨らもうとするレンズに引っ張られて、表面の膜に細かなひび割れ(クラック)が入ってしまうのです。

「なんだか最近、レンズが白く曇って見えるな…」と感じたことはありませんか?それは、熱によってコーティングが割れてしまっているサインかもしれません。一度割れてしまったコーティングは、残念ながら元に戻すことができません。

2. フレームのサビや変色、痛みの原因になる

ダメージを受けるのはレンズだけではありません。お風呂の熱気や汗、シャンプーや石鹸などの成分は、フレームの金属パーツ(ネジや関節部分)をサビさせる原因になります。

また、プラスチックフレームの場合は熱によって歪みが生じ、お顔へのフィット感が変わってしまうこともあります。「見え方」だけでなく「掛け心地」の良さを保つためにも、お風呂場への持ち込みは避けていただくのが一番です。

メガネが汚れたときの「正しいお手入れ方法」

「お湯がダメなら、普段どうやって洗えばいいの?」と思われるかもしれませんね。日常のお手入れは、とってもシンプルです。

  • 必ず「水」で洗う:お湯ではなく、常温の水道水でホコリや汗を洗い流します。
  • 汚れが気になるときは「中性洗剤」:皮脂汚れなどが気になる場合は、水で薄めた薄い台所用中性洗剤(食器用洗剤)を指につけ、優しく撫でるように洗ってください。※ハンドソープや石鹸はアルカリ性・酸性のものが多く、コーティングを傷めるためNGです。
  • ティッシュで水気を取ってから拭く:洗った後は、まずティッシュペーパーで水気を吸い取ります。水滴が残ったまま放置すると水あか(水滴の跡)になって取れなくなってしまうため、最後にメガネ拭きで優しく仕上げ拭きをしてください。

大切なメガネを長く快適にお使いいただくために

メガネは毎日使うものだからこそ、ちょっとした環境の違いで傷んでしまうことがあります。「見えづらくなった」「疲れやすくなった」と感じる背景には、実はこういったレンズの微細な傷み(傷やひび割れ)が関係していることも少なくありません。

「万が一お風呂で見えづらくて困る」という方には、熱に強いお風呂専用のメガネなどもございます。

「今のレンズの状態を見てほしい」「正しくお手入れできているか不安」など、気になることがございましたら、どうぞ遠慮なくメガネのイザワのスタッフにお声がけください。皆さまのご来店を、スタッフ一同心よりお待ちしております。